成長日記

東京都渋谷区加計塚小学校とうきょうとしぶやく かけづかしょうがっこう

クエのいなくなった水槽。


陸養プロジェクト最後の締めくくりは、この水槽の片づけです。
半年間で、ろ過漕は、黒くなりました。日が当たっていた部分は、緑のコケも生えています。


子どもたちで、手分けして、水槽とろ過装置に使っていたサンゴ砂などを洗いました。
水槽は大きいので、数人がかり!


ろ過装置はヌルヌル汚れが手ごわそうです。

サンゴ砂は、水道水ですすいでも、どんどん黒い汚れが出てきます。
2月の終わり、まだまだ水道の水は冷たく、手がかじかみます。

きれいになりました!

この汚れは、魚のフンや、エサの残りなどから出たものです。
斉藤先生は、この汚れが養殖の課題だとおっしゃいます。


漁獲量が減ったからと、養殖をどんどん増やして、魚を育てても、養殖をすることで海を汚してしまうのです。
(フンが固まって海に散らばりにくくなるエサなど、技術開発なども進んでいるようです)

授業の終わりに、子どもたちから、齊藤先生に、お礼のメッセージが渡されました。
また一つ、宝物が増えました!と嬉しそうな斉藤先生。


最後に、給食もごちそうになりました!子どもたちと楽しいランチタイムでした。

養殖業は、大学では「増殖学」として、どうやったら丈夫な魚を大きく育てられるかなど、専門的なことを学ぶそうです。
将来、陸養プロジェクトを経験した子どもが、大きくなって、海に係る職業についたら、とても素敵なことですね。