成長日記

長崎南山小学校ながさき なんざんしょうがっこう

子どもたちが学校文集に陸養プロジェクトの事を書いてくれました。

 

クエ、最後の決断にかけた思い

『命の授業』の直前に、ぼくはクエの水槽の前に立ちました。
その中でゆっくり泳いでいるクエを見たとき、この魚たちに幸せになってほしいという切実な願いが生まれました。

「話し合い始め。」

の声を聞き、胸の奥で何かがかたくなったような気がしました。
話し合いが白熱し、緊迫感が増しても心は不思議と冷静でした。
クエをまだ見守りたいという決意が口を動かしました。

文也君が最終決定の決を採ると言った時、本当に胸の中で何度も爆発が起きたようなドクンという音が鳴りました。
食べないと決まった時、胸の中のかたいものが和らいでいく感じがしました。
とてつもない安堵感が広がりました。

水族館に寄付することになったので残り一か月本気でクエを大切に育てます。