成長日記

東京都渋谷区加計塚小学校とうきょうとしぶやく かけづかしょうがっこう

稚魚(ちぎょ)から大切に育ててきたクエ。
海のお魚やいのちの大切さについて学んできた子供たちは自分たちで育てたお魚を最後、どうするでしょうか?
お魚について学び、育ててきた子供たちはクエをこれからどうするのか悩み、話し合いを行いました。
最初の思いと変化はあったのでしょうか?
どのような結論になっても、陸養の授業が海について考え、未来につながる良いきっかけになると考えます。

話し合いの結果、「食べる」という決断をした加計塚小の子どもたち。
結論の話し合いを踏まえ、ある子どもの感想です。

僕ははじめクエを「海にかえす」べきであると考えていました。
もともと海で一生を過ごし、そして終える。このことをふまえた上でもクエにとってそのことは自然なのではないかと考えていました。
しかし、自然の厳しさ、クエを養殖することで学んだ命の大切さや養殖の一番の目的である”生存率を高めて「食べる」ことのできるクエを増やすこと”。
そのような意味を考えたり、思い返せばやはりクエは「食べる」べきなのだという思いにかわっていき、気づけばもうクエを「食べよう」という思いになっていました。
これまで毎日育ててきたクエを命の大切さをかみしめながら食べたいと思います。