成長日記

長崎南山小学校ながさき なんざんしょうがっこう

陸養プロジェクトを終了し、5年生の担任・伊東先生が感想をお寄せくださいました。


陸養プロジェクトを終えて

毎日の活動の中でいのちと向き合う時間をとることができた。
毎日えさの量が違ったり、体色が違ったり、動きが違ったりなぜだろうかと考えながら少しでも元気にしよう!少しでも大きくしよう!と頑張ることができた。
また、陸養プロジェクトの始まりと社会:水産業の学習が重なり、水産業の学習についても関心が高まり良い影響がありました。

子どもたちの感想を見ると、いのちの大切さを感じた。
いのちを育てることの大変さを感じた。
冬の寒い時期はスポンジ洗いを冷たい水で行っていたが、クエのためにと頑張ることができた。
責任感を感じた。などありました。
食についても考えたという子もいました。

汚いとろ過槽を洗うことを避けていた子が洗うようになり、最後の修了式の時には一番汚いであろうろ過槽を嫌な顔せずに洗っていたことなど子どもに変化が見られた事が良かったです。
また、次々に新しい飾りを作ってくれたり、水槽のふたが見にくくなったと言って気を利かせて透明のふたを拭いていたり、普段は見られなかった子どもの新しい面を見ることができたのも良かったです。

個人的にも海やさかなは大好きなので、クエの養殖はとっても楽しく活動できました。教室でも海水魚でも飼うことが出来そうだなと思いました。

クエの世話をし始めてすぐのころ。
クエのお世話をするのが掃除の時間だったので、先生がクエ以外の掃除場所に行けないことを良いことに掃除をさぼることがあった。
しかし、その時に徹底的に話し合い、その後は改善が見られた。自分たちでも声かけ合って、活動することができたので良かったです。

クエの世話を通していろんな部分で成長が見られたと思います。
個人個人の成長だけでなく、学級のまとまりもさらに深まったと思います。

とても貴重な活動をさせていただき感謝しています。
ありがとうございました。