青森県青森市立長島小学校
8月の終わり、日本では北の方にある青森も、まだまだ暑さが残るころです。
青森市の中心部にある、青森市立長島小学校。世界的な日本の版画家・棟方志功もこの学校の卒業生です。
町の真ん中・歴史あるこの小学校で、2019年度の陸上養殖が始まります。
海水のろ過に使う大量のサンゴ砂です。これをみんなで手分けして洗い、汚れを落とします。砂といっても、小石のようなものなので、子どもたちの手でこすり合わせて洗うのは、重いし手も痛くなる重労働。何度も水を入れ替えて洗います。
バケツで水槽に水を皆で少しずつくみいれ、水槽ができました。
水槽に入っているのは、普通の水道水です。ここに、人工海水の素を入れます。
魚たちが生きていくためには、こんなにたくさんの塩分(だけでなく、ミネラルなどの栄養分)が必要です。海の水がしょっぱいわけです。
長島小の子どもたちが育てるのはメバルです。メバルは、その名の通り、大きな目が特徴のかわいいお魚。学校にやってくるのが待ち遠しいですね。